桂渕神社の例祭の日でしたが
普通にお仕事なので行かれませんでした
桂渕神社の始まりは
1854年ころ
外ヶ浜地域の神社としては比較的新しく
170年くらい前
江戸時代末期の異国船打ち払いに由来すると考えられます。
桂渕神社には伝説があります
桂渕は、今よりもずっと広い沼のような場所だったそうで
その中央に大きな桂の木が生えた島があったようです。
それは沼の主とされて、大切にされていました。
ところが、ある時藩主の言いつけで
この樹を切ることとなり
4人の木こりがこの桂の樹を切ったところ
血を流した大蛇が現れ
沼に沈んでいき
二度と姿を見せることはなかったといいます。
その後、四人のきこりたちは
7日のうちに次々と狂ったようになりなくなっていきました。
地域の人たちは、沼の主の祟りだとして
これを祀り、桂渕権現の始まりとなりました。
この桂の木は
異国船打ち払いのために、津軽藩で作られた最初の洋船
青森丸に使われたのではないかと言われています。
青森丸は、試験航海で座礁し、2年ほどで処分されてしまいました。
また、桂渕は占いの場としても知られ
ここでの占いが良くあたるともいわれて
信仰を集めたそうです。
いろいろ不思議な点がありますが
桂渕神社は「祟り神様」ということです。
祟り神は、
大切に祀れば強い守護となることから
江戸の守りに、平将門の首塚などがあることが有名です。
一方、粗末にすると祟りがあることや
一般的に「所有しない」ほうが良いといわれることから
複数の地域が合同で祀ったりすることが見られます。
外ヶ浜でも
主に小国地域の方たちが輪番で守っているほか、
かつては中師なども入ってたそうですが、
いまは担い手不足で抜けたようです
風乃まちとしては
こうした地域の歴史を伝える神社の衰退や
維持管理の難しさは
何とかしたい課題の一つです
桂渕巳湖(ぶちみこ)ちゃんは
そんな願いをもったキャラクターで
桂の木の葉っぱを模したヘアピン
蛇が絡み合ったハート形のネックレスを身に着けており
今後ストーリーの中でも活躍していきます。
マエダストアさんからちょっと内陸に向かったところの神社ですよね。
通る度に気にはなっていたのですが立ち寄らなかったのはそんな由来だったからかも?
次回伺ったら手を合わせて行きます。
しかし、この手の伝承で指示を出した人って祟られないのが不思議ですよね。
地域〜地元の事って実は詳しく知らない事の方が多くて(・_・;
詳しく調べる時間的余裕が無い……と言うのは言い訳で、その時の衝動を優先しちゃうせいもあるんですが😅今後の展開、わくわくします♪